小手鞠るい 作 アメリカの高校で「戦争と平和を考える」というテーマの公開討論会が企画されました。広島長崎への原爆投下は是か非か、４人対４人で意見を戦わせて、聴衆のジャッジを受けるというものです。日系人のメイは「原爆投下否定」のチームの一員となって論戦に参加します。 設定はもちろんフィクションなのですが、原爆投下、それに至る歴史上の事実はきっちり調べられています。中学生になったら、ぜひ読んでほしいです。英語版も出版されています。 偕成社 A5判 上製カバー付き 206頁 2018年8月刊